南松本の廃線?住友セメント・電化セメント専用線
お久しぶりです*1
南松本駅はコンテナ輸送とタンク(石油)輸送ですが、昔は車扱いとして開業した駅なので全盛期には専用線が17本ありました。
ですが今はコンテナとタンクの扱いなので専用線はほぼ使われていません。
ですが貨物時刻表のコンテナ取扱駅構内図には今は全く使われていない住友セメント専用線・電化セメント専用線が掲載されています。
そんな専用線のお話です。
住友セメント松本包装所は1965(昭和40)年10月13日に開業し、電気化学工業松本セメントSSは1965年(昭和40)年10月10日に開業しました。
この時に住友セメント専用線及び電化セメント専用線ができたと思われます。
両方とも青梅駅や本巣駅から発送されていました。
電化セメント専用線は2006年3月、住友セメント専用線は2005年3月まで使用されていました。
そんな専用線はまだ残されています。
デンカセメントと積載などをしていたと思われる建物が残っています。
デンカセメント自体はまだ使われているようです。
専用線は南松本から線路が続き、この奥の建物の前で線路が2本になります。
スイッチャーが現役のときには使われていたそう。
ここまでで終わったらただの専用線ですね((
この専用線(廃止)の真ん中には踏切があります
それがこれ↓
なんとこの奥は篠ノ井線で線路で踏切が開くのを待つことができます(笑)
専用線の周りなどを含めて踏切を見ていきましょう。
※専用線内を実際に見る際は自己責任でお願いします。
積載場所であったであろう場所にはロープが張られています。
線路には錆と雑草が…
バラスト自体も開業から変えられていないでしょうね。
遮断機跡もあったりと見所は意外とあります。
現役の貨物と廃止になった専用線
寂しいものです、、
でも実際に行ってみると良い意味でアヤしい感じが廃線好きの方にはたまらないと思います(笑)
見に行かれる場合は本線も近くにあるので気をつけた方がいいです。
(専用線内もあまり奥まで行くと良くないとは思いますので常識の範囲内で)
ほぼ線路が残っている専用線も珍しいと思いますのであるうちに訪れてみるのはいかがでしょうか
*1:
これからだんだん更新していきますのでよろしくお願いします(( _ _